Teams会議の記録動画が既定で自動削除されるようになりました

Teams会議のレコーディング機能を利用して録画した記録動画は、SharePointおよびOneDriveのストレージ領域に保存されるため、テナント内のストレージ領域を圧迫してしまう可能性があります。
そのため、Teams会議の記録動画の詳細ウィンドウの [有効期限] 項目で任意の日付を指定し、一定期間を経過した記録動画を自動で削除することが推奨されています。

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従来、Teams会議の記録動画の有効期限の既定の設定値は「No expiration（無期限）」のため、ユーザーが手動で有効期限を設定しない限り、Teams会議の記録動画が自動で削除されることはありませんでした。

このたび、Teams会議の記録動画の有効期限の設定値が、Teams会議の記録動画が作成されてから60日後の日付に既定で設定されるようになり、完全自動でTeams会議の記録動画が削除されるようになりました。
なお、通常のアイテムと同様に、削除後90日以内であれば、削除された動画を復元することができます。

Teams会議の記録動画の詳細ウィンドウ 

Teams会議の記録動画に対して編集、および削除権限があるユーザーは、従来通り動画ごとに自動削除の有効期限を変更でき、自動で削除されないように設定することもできます。
※コンプライアンスセンターで設定できるアイテム保持ポリシーなどで指定している保持期間とTeams会議の記録動画の自動削除の設定に矛盾がある場合、コンプライアンスセンターの設定が優先されます。

Teams会議の記録動画の自動削除を無効にしたい場合、または自動削除までの日数を変更したい場合は、Teams管理センターの「会議」の「会議ポリシー」の [レコーディングとトランスクリプト] に追加された [Teams会議レコーディングの保存期限の有効化] を「オフ」にする、または [既定の有効期限] の値（1 ～ 99,999の数値）を変更する必要があります。