マルウェア対策ポリシーでマルウェアとして検知できる拡張子が追加されました

対象のサービス
SCセキュリティ
管理センターの設定
不要
対象の環境
Webブラウザー
反映完了日
2022年8月29日(GA)
リリースステータス
反映済み
反映済み

Microsoft 365 Defender(セキュリティセンター)の「ポリシーとルール」の「脅威ポリシー」内の「マルウェア対策」では、組織内のメールをマルウェアから保護するために、マルウェアが検知された際の対処や通知先などを設定したポリシーを作成できます。
マルウェア対策ポリシーの [保護設定] の「共通添付ファイルのフィルターを有効にする」で拡張子を指定することで、指定した拡張子のファイルが添付されているすべてのメールをマルウェアとして検知できます。

従来、マルウェア対策で新しいポリシーを作成する際に、 [保護設定] の「共通添付ファイルのフィルターを有効にする」で指定できる拡張子の種類は99種類で、既定では以下の13個の拡張子が指定されていました。

・ace ・ani ・app ・cab ・docm ・exe ・iso ・jar ・jnlp ・reg ・scr ・vbe ・vbs

このたび、マルウェア対策で新しいポリシーを作成する際に、 [保護設定] の「共通添付ファイルのフィルターを有効にする」で指定できる拡張子の種類が200種類に拡張され、既定で指定される拡張子の数も53個に変更されました。


マルウェア対策ポリシーの作成画面

マルウェア対策ポリシーで指定できる拡張子の種類、および既定で指定される拡張子の種類については、以下のページのリストをご参照ください。

マルウェア対策ポリシーで指定できる拡張子のリスト

なお、既定で指定される拡張子の変更は既定のマルウェア対策ポリシー(Default(既定))と新規で作成するマルウェア対策ポリシーにのみ適用されるため、既存のマルウェア対策ポリシーには適用されません。

この記事の内容は、メッセージセンターに掲載されたMC379408、およびMicrosoft 365 ロードマップに掲載された85611に基づいています。
2022年8月29日に更新されたMicrosoft 365 ロードマップの情報に基づき、リリースステータスを変更いたしました。
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