迷惑メールの振り分けルールを無効にしている場合でもスパム対策ポリシーの設定が適用されるようになったとのことです

対象のサービス
EXOExchange Online
SCセキュリティ
管理センターの設定
不要
対象の環境
Webブラウザー
反映期間
2021年9月下旬 ~ 2021年10月下旬(GA)
リリースステータス
反映済み

従来、セキュリティセンターの「ポリシーとルール」の「脅威ポリシー」の「迷惑メール対策」で管理できるスパム対策ポリシーで、迷惑メールと判断されたメールを受信した際にメールを迷惑メールフォルダーに移動させる設定をしている場合でも、以下のPowerShellのExchangeコマンドレットを実行し、迷惑メールの振り分けルールを無効にしている場合、迷惑メールと判断されたメールを受信した際に、メールは移動されず、受信トレイでメールを受信していました。

Set-MailboxJunkEmailConfiguration -Identity <メールボックス名> -Enabled $false

このたび、スパム対策ポリシーの設定が優先されるようになり、迷惑メールの振り分けルールを無効にしている場合でも、スパム対策ポリシーの設定によって迷惑メールが迷惑メールフォルダーに移動されるようになったとのことです。

ハイブリッド環境のExchangeのスタンドアロンライセンスを利用している環境には、影響はないとのことです。
この記事の内容は、メッセージセンターに掲載されたMC275150に基づいています。
リリースステータスを変更いたしました。
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